今年も確定申告の終わりの時期になりました。駆け込み申告の方も多い1週間では無いでしょうか。
個人事業主の私は、今年こそはスムーズに申告を終わらせようと意気込んでいたのですが税制改正もあり様々な税理士さんの動画を見ながら作業することになりました。何とか早めに申告することはできましたが。
インボイス制度や電子帳簿保存法って、やっぱり複雑…
書類作成の手間が増えたり、経理担当の負担が大きくなったりしますよね。
個人事業主だけでなく、企業社員にとっても頭の痛い問題ですよね。
そこで今回は、
- インボイスと電子帳簿保存法のポイント
- 個人事業主と企業社員がそれぞれ知っておくべきこと
- 負担を軽減する方法
について、備忘録として簡単に解説していきます!
- インボイス制度って?
簡単に言えば、適格請求書発行事業者が発行する「インボイス」という書類で、消費税の仕入税額控除を受けられる仕組みです。
でも、このインボイス、ちょっと厄介な点が…
記載要件を満たさないと、受取側の消費税控除に影響が出ちゃうんです!
企業社員は、経費精算時の領収書確認や仕分け作業がさらに大変なりますよね。 - 電子帳簿保存法って?
電子取引で使用する書類を、ルールに基づいて電子保存する必要がある法律です。
紙のレシートをスキャンすればOK?実は、それは誤解なんです!
紙媒体をスキャンする必要はありません。
対象となるのは、メールやネット購入時の領収書など電子媒体で送付された書類です。意外と範囲は広いと思います。
経理担当だけでなく、社員の対応方法も変わってくるので要注意だと思います。 - 負担を軽減する方法
会計ソフトを使えば、インボイスや電子帳簿保存法に対応した書類作成が簡単にできます!
深い知識がなくても、正確な会計処理が可能になるんです。
私も会計ソフトがないと毎日会計だけを考えて仕事しなければならないでしょう。
また、様々な税理士さんが分かりやすい動画解説を配信してくれています。お茶を飲みながら見るだけでも理解が深まります。
インボイスと電子帳簿保存法は、個人事業主と企業社員双方にとって理解と対応が必要な重要改正です。
また、今年は個人事業主保護のフリーランス新法や運送業に関わる2024問題、小規模企業の社会保険適用などながあり、また理解を深める必要があります。(2026年には約束手形の廃止予定も)
会計ソフトや有用な情報を活用し、負担を軽減しながら正確な申告を目指しましょう!
国税庁 インボイス制度:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
国税庁 電子帳簿保存法:https://www.nta.go.jp/law/joho-eikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm
免責事項
この情報は一般的な情報提供のみを目的としており、税務アドバイスではありません。
具体的な税務上のアドバイスについては、税理士等に相談することをお勧めします。
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