ブログを更新しました_2024.6.14(2024 名刺デザイン更新! パート2) ブログを更新しました_2024.9.1(過去の実績紹介(造船所勤務時代))

事業紹介

新造船コンサルタント

 構造設計を軸としたコンサルティングサービスをご提供します。

 主に作業船の構造に関して、造船所勤務25年の経験を活かして壊れない船を目指しご支援します。

 特に設計段階における船主殿の構造専門家として造船所との調整を図ります。

 建造中、改造工事、製缶製作、プラント製作に関してもご対応いたします。

 また、CADの使い方や図面の読み方など何でも相談ください。

1)ご相談

先ずはご連絡ください。

どのようなご支援が必要かお聞かせいただき、事例などを踏まえご支援が必要かお返事をさせていただきます。

ご相談は無償ですのでお気軽にお問い合わせください。

2)仕様計画

ご支援が必要となりましたら、構造を主として仕様計画、プロジェクト体制など総合的にヒアリングシートなどを用いて分析しご提案差し上げます。

ご契約いただければ構造以外においても私の経験を活かし様々なご提案を差し上げます。

3)設計工程

仕様に基づき配置を中心に、運用・機能を満足し時代に適した居住空間を確保することを主眼とし、それを実現するための堅牢な構造となるように様々な視点から検証を行います。

図面だけでは表現できない部位においても造船所との打合せを行いながら満足のいく設計図となるよう添削します。

また、強度計算や振動対策においても方針を確認しながら図面反映されているかなどの確認を行います。

4)建造工程

ご要望がありましたら現場へ出向き、図面との整合性、溶接状況、社内検査記録の確認、実構造の損傷懸念箇所確認など行います。

相談事例

船主A
船主A

仕様書を流用した際、構造は『NK準拠』と記載したままだけど、実は理解しないまま記載してしまったけど大丈夫?構造に関しては全く無知なもので。。。

とにかく壊れなくて丈夫な船体構造にしたいけど仕様書の記載はどうすればいい?

非自航船は入級有無や航路条件などで適用法規が変わってきます。入級しない場合は構造以外の適用規則も含め整合を取る必要があります。特にNKはC編が大きく改定されました。これによりCS編(小型船)やO編(作業船)に影響が及ぶ可能性もあります。

また、非自航船のメリットを潰すような縛りを仕様書に記載すると運用やコストの面でデメリットになることもあります。船の目的にあった構造要件をご提案します。

船主B
船主B

造船所と打合せを行ったが、構造に関してはよく分からないまま提案を受け入れてしまった。

縦強度って何?二重底って必要なの?機関室の配置を優先させたいけどピラーの数って決まってるの?

図面や計算書を見ても検証できないし、間に入って確認してもらえる?

構造に関しては造船所の設備能力や実績ノウハウに大きく依存される事がありますので、提案内容の理由をしっかり把握することが大事です。

船は長く使うため、機能と運用を満足した構造様式とし損傷の可能性を限りなく低くする設計が必要ですが、工作性が低下する図面や機器配置を優先して構造を犠牲にすることもあります。

これらを図面段階でできる限り確認し、堅牢な構造にする必要があります。

図面審査はもとより、図面や計算書では表しきれない部位の確認や造船所との打合せなどお任せください。

改造工事・製缶工事

先ずはご連絡ください。

構想をいただければアイデアをご提供します。引き続きご支援が必要でしたら具体的な作業内容をお打ち合わせさせていただきます。

改造工事、製缶工事ともに製作図の確認、現場確認などご要望に応じてプランニングさせていただきます。

相談事例

乗組員A
乗組員A

毎年壊れている箇所があり、毎年補修しても壊れてしまう。

抜本的に直したいけど相談するところが無かった。一緒に現場を見てもらえない?

何度も壊れるということは応急修理しても限界があり、いずれは更に損傷が広がり更にコスト高や長い工事となる可能性があります。

強制変位、疲労強度低下、不連続構造や振動などの原因を突き止め、効果のある補強を行うことがコスト的にも精神的にもメリットがあります。

損傷箇所を見て、運用者から状況を聞くことが最も効果的に原因究明となりますので是非とも放船させてください

乗組員B
乗組員B

フェアリーダーの移設を計画しているけど基部構造が大丈夫か相談させてもらえる?

将来的に元の場所に戻したいから台を設けてボルト取付にしたいけど出来るかな?

まずは構造図と移設前後の配置図、係船計画をいただければ図面上でアドバイスいたします

火気工事、ボルト取合いのメリット・デメリットを比較しながらアイデアをご提示します。

必要でしたらCADで清書して施工会社に計画書として提示できるまでお手伝いします。

施工会社とは図面と計算書で確認を行い、現場立会しながら施工をフォローします。

CAD等支援

お困りでなくても結構です。「現状の使い方が正しいのか」などお気軽にお尋ねください。

できるだけ作業者の隣席にて実作業のCAD使用方法についてレクチャーします。

クリック数を減らす方法、ショートカットキーの使い方、印刷の方法、簡単なマクロ操作など知っておくと便利な使い方を無償でお教えします。

CADスキルが向上することで、下流の現業に対する情報精度が上がったり、情報量を増やすことで制作コストダウンや日程短縮、特に品質向上が期待でき、総合的にメリットとなることを推進するボランティア活動です。

相談事例

会社員A
会社員A

まだ経験が浅くて線を引く、円を書くくらいしかできなくて。。。

CADの講習は高いし、時間も取られるし、教材が実際に使っているものとは違って効果がないと聞きます。

無料で教えてくれるならお願いできますか?

任せください。隣で現状のスキルを確認し、パンクしない程度にCADの使用方法をレクチャーします

基本機能は効率的な手順がありますので覚えればスピードも上がります。

印刷、PDF化などもレクチャーします。

会社員B
会社員B

3D_CADってどうなの?何ができるの?お幾らくらい?

これまで古いA.CADを使ってるけど、更新する際に3Dに置き換えた方がいいのかな?

導入しても使える人材がいないんじゃな。色々と悩んでしまって前に進まないから、方針決めるために相談させてもらえる?

3Dにも沢山の種類があり、目的や機能によって価格も様々です。

3Dのメリットは立体的に作図できたり、属性を付与することで簡単な操作で沢山の情報を持たせることができ、その情報を簡単に出力することができます。

必ずしも3Dが良いとは限りませんので、作業する製品によって3Dと2Dのどちらが効率良いか比較するお手伝いをします

また2Dを更新する際にも作業の内容をヒアリングさせていただき安価なCADのご紹介もします。

高齢者IT支援

OB設計者
OB設計者

パソコンでメールを送りたい。返信しかできないからこちらから送ることができない。

「左クリック、右クリック」って聞いたけど直ぐに忘れてしまう。

印刷もしたいけど、接続できていないみたいだし良くわからない。

助けてほしい。

まずは隣で操作支援しましょう。何度か一緒にやってみて、後で見返せるようにメモを残します。

メールソフトやインターネットブラウザによって操作がそれぞれ違うので具体的に操作方法を支援します。

周辺機器についても接続設定など行います。

後日フォローとしてもWEBミーティング形式で顔と画面を見ながらお手伝いできます。

乗組員A
乗組員A

作ったデータが無くなった。

FAXがいい。

パソコンが無いと仕事はできんのか。

最近のクラウド保存機能によってデータの場所が分からなくなることがあります。色々な場所を検索してデータを探すお手伝いします。

FAXもまだまだ現役です。FAX機でなくともパソコンでFAXを使えますので、覚えてもらえると紙の削減やデータとして保管できるメリットがあります。

今後、パソコンだけでなくデジタルは更に進化します。パソコンが無くても仕事はできますが、私生活も含めデジタルに触れることでメリットは大きくなります。

諦めずに楽しんでチャレンジできるお手伝いします。買い物でのポイント活用などもお手伝いします。

事例紹介

  • 作業船新造計画支援
    船主様が数十年ぶりに作業船を計画するにあたり、概略仕様や構造要件についてのご相談に対応しました。
    初期計画する上での船主の想いを具現化し、計画仕様に記載するべき項目を洗い出します。また、社内の人員体制など建造後のフォローも考慮して若手が活躍できる場を設けるなどのご提案を行いました。
    構造要件に関して規則準用の考え方や艤装・機関・居住性などとの連携について私の持てる経験や知識を惜しみなくご提供しました。
  • 新造船設計支援
    構造設計に関わる設計支援として、造船所の設計手法や工程を勘定しながら設計外注と連携をとりました。
    特にインプット情報(性能や艤装)の精度やタイミングに対して支援させていただきました。
    多くの場合、単なる人材不足だけでなく図面品質や艤装情報を受取る手腕に懸念があるように感じました。引き続き、図面作成だけでなくコミュニケーションを活かした設計業務の支援を行います。
  • 造船所構内設備工事支援
    設備工事に必要な材料提供のために見取りや部品図の作成、手配に関わる支援を行いました。
    既存設備との取り合いや作業要領、コストや日程など幾度も調整を重ねて仕様を具現化しました。
    材料手配だけでなく、仕様に対して合理化提案や図面化、数値化といった付加価値をご提供しました。
  • 自動車会社工場設備製作支援
    工場増設のための大規模設備製缶製作支援として頂いた図面を展開し材料発注、製缶管理、内外対応、コスト管理、輸送など製缶の手を動かす以外を委託いただき支援させていただきました。
    多くの方々や企業にご協力いただきながら新たな自動車生産ラインを構築することができました。
  • 廃棄プラント設備製作支援、現地据付支援
    プラント設備の製缶に関わる全てのご支援、また現地据付に関しての安全、消耗品などの関する支援を行いました。
    多くの書類作成や内容の妥当性を求められますが製品の把握や現場工事をイメージすることができますので意に沿ったご対応が可能となりました。
  • 航空宇宙試験装置製作支援
    架台等の製缶管理を行い、日程、コスト、試験や成績書作成などの支援を行いました。
    製缶の精度管理や各種データシート、記録管理など協力工場と調整を図りながら纏めるなど事務作業の支援も行いました。
  • 耐震装置製作支援
    シリーズ製品の見積り支援、図面確認、製缶支援などを行いました。
    シリーズ製品は流用図面が多くケアレスミスなどがあり、変更点の確認や過去実績との図面食い違いなどを関係者と確認を行い高品質で安価に提供できるように設計者視点での支援を行いました。
  • 設計DX構想支援
    2Dや3D、部品管理や工程管理に関する設計手法について「過去から未来に橋渡しするための現状を確認する」を主としてご支援しました。
    企業ごとにツールや体制が異なるために既存手法の見直しをコストや情勢を見ながらご提案することで、短中長期の目標を確認いただきました。
    特に3Dは利便性向上だけでなく、データ形式や人材確保、運用に関するデメリットも把握することで価値観を見いだせるかなど慎重に判断いただくように促しています。
  • 企業内設計体制構築支援
    設計業務の範囲や手法、人材などに関してどのように改善ができるかのご相談をいただき、現状の作業環境や工場との連携を考えながらご支援します。
    特に設計人材や出力図面の範囲が大きく影響していることが多く、組織編成の変更なども考えながら中期的な対応が必要な場合が多くありました。
    今後、環境の変化により設計ツールの変革や生産ライン改革に対応していく必要があります。関係する市場の動向をいち早くキャッチし、時代に応じた支援を行っていきます。
  • 人材確保支援
    設計者の新卒、キャリア採用の確保が難しいとのご相談が多く、どのようなアプローチが必要かを経営者の方や人事部門の方へご提案しました。
    魅力ある企業へ人材が流れる時代ですので、企業価値を上げつつリクルート活動を充実化する必要性を具体的にお伝えしました。
    企業体制の長期的な有望な人員確保として、新卒の確保については最重要課題と考えており、従来の募集要領とは異なる手法をご提案します。
  • デジタル支援
    パソコンの使い方、クラウドの考え方、データ管理などデジタルが苦手な方へ支援を行いました。Excelの有用な使い方や簡単なデータバックアップについて画面共有などを用いて遠隔支援を行いました。
    よく聞かれるのはスマートフォンでのmail確認方法です。また写真管理についても私の作成したExcelマクロを無償提供するなどで作業効率向上に貢献できました。
  • 会計勘定支援
    税制改正に伴い、インボイスの考え方や電子帳簿法の概要に関して簡単にご説明しました。
    特に電子帳簿法は会計ソフトを用いない場合について注意喚起を含めて、会計ソフトとの連携をご提案しました。
    独立される方に対しても経費の考え方や、事業費の扱いに関してアドバイスを行いました。